人にとって最大の痛み、それは「死」ではないでしょうか。「死んだらどうなるのだろうか」と一度も考えたことがない人はいないかと思います。
ある人は「死んだらすべてが終わりである。無となる。」と公言しますが、多くの人は、どうしてもそのようには思えず、霊、魂はどこかに存在するのだろうと漠然と考えているように感じます。夫、妻、子、両親など愛する人の死を経験した人は、尚更だと思います。
ところでキリスト者は、毎週の礼拝で実に驚くべき、希望に満ちた告白をしています。「我は・・・身体(からだ)のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。」使徒信条の最後の一節です。
主イエスの十字架の血潮のゆえの罪の赦しを信じているキリスト者は、この肉体が死をもって朽ち果てても霊が神の御許に引き上げられることを信じているだけではなくて、終わりの時に栄光の身体によみがえることを信じているのです。聖書はこう言います。「しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。」Ⅰコリント15:20
キリストを信じ、キリストにつながり、キリストのいのちに生かされている者は、キリストがよみがえられたように御霊の身体によみがえります。死も病も弱さも欠けもない栄光の身体です。そして永遠に神の国に生きるのです。キリストは、私たちに死に対する勝利を与えて下さいました。
イースターおめでとうございます!
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