大きな祝福

 明けましておめでとうございます。今年は元旦が主日と重なりました。年の初めの礼拝に本当にようこそお出でくださいました。

 聖書を開いての最初に飛び込んでくる言葉は、「はじめに神が天と地を創造された。」(創世記1:1)です。

 主イエス・キリストの十字架の贖いによって造り主なる生ける神を親しく知り、交わりを持つ者とされたこと、そして神を讃美し、礼拝を捧げることができるのは、大きな恵みです。

 人は創造者なる神を受け入れないと途方もない迷いに落ち込みます。まず、自分が何者であるかが分からなくなります。(自分の存在の価値が分からなくなります。)そして、自分はどこから来てどこへ行くのかが分からなくなります。(自分がなぜここに存在しているのか、そして生きることにどんな意味や目的があるのか、死んだらどうなるのか分からなくなります。)

「人生は自分探しの旅」というフレーズを聞くことがありますが、きれいな言葉で表現されていますが、意味していることは、迷いの深淵にいると言うことです。
聖書は言います。人は、神によって創造され、神に愛されている尊い存在であると。人生には、神と共に歩み、神と人を愛して生きる喜びがあり、なすべき働きがあると。

 人は、死んで無になるのではない。神のもとに行くのだと。ゆえに主イエスの十字架による罪の贖いにより頼むようにと。
 創造者なる神を知っていることは、とてつもなく大きな祝福なのです。
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