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牧師の窓
いやしき我らを救わんために
12月に入り、主イエスの誕生を記念するクリスマスが近づいてきました。今日は、アドベントの礼拝となります。 クリスマスの時期に歌われる讃美歌に次のものがあります。歌詞は笹尾鉄三郎(1868‐1914)の作ですから古い讃美歌ですが、私の好きな讃美歌です... -
牧師の窓
真理
ある会合に出席したときです。ひとりの牧師が「最近の若い献身者の指導には気を遣う。注意するとたちまちしおれてしまう。」と言われました。同じような話は、牧師の世界に限ったことではなく至る所で耳にします。 振り返ると私も若い頃は、父親世代から「... -
牧師の窓
扉を開いて
家内がフッとつぶやきました。「時代の変化が急速よね!」確かに凄まじい変化です。電話ひとつとっても、固定電話が当たり前の時代に携帯(ガラケー)という便利なものが出現したと思ったら、瞬く間に多くの人がスマホを持ち歩いています。技術の進歩、... -
牧師の窓
何が大切?
子どもの頃は、一日がとても長く感じたものでした。社会人になったとき、時の速さを感じるようになりました。今は、人生の短さを実感しています。 モーセは次のように祈っています。「私たちの齢は七十年。健やかであって八十年。そのほとんどは、労苦... -
牧師の窓
天国の希望
祖母が亡くなる前でした。母が「おばあちゃん、何か言い残すことはありますか?」と尋ねると「ときどき、思い出してくれればそれでよい。」と言ったことが未だに心に残っています。 今日は、召天者記念礼拝の日です。主イエス・キリストにあって天に召さ... -
牧師の窓
ああ、十字架!
先日、娘から尋ねられました。「お父さん、死んだら天国に行く自信がある?」牧師ですから当然「もちろんあるよ!」と答えたいところですが、我が身を振り返るときに、果たして胸を張ってそう答えることができるのだろうかと思いました。「ただ主イエス... -
牧師の窓
驚きました!
「なぜ、私はこんな苦しい経験をするのだろうか」「なぜ、私はこんな悲しみを味わなければならないのか」と自問したことはないでしょうか。 辛い経験や悲しみは、その人の人間性を歪めてしまうことがあります。ところが、主イエスのもとに来る時に、そ... -
牧師の窓
異常!
早天祈祷会から自宅に戻るといつもなら出勤しているはずの娘が未だ家にいるので、「どうしたの?」と尋ねると、人身事故で電車が遅延しているとのことでした。ほんの一週間前にも同じ線の朝の通勤時間に人身事故があったことを思い出し、あまりの頻度に... -
牧師の窓
子どものように
昨日は、主日礼拝の備えの日ではありましたが、外出してしまいました。娘の勤める幼稚園の運動会に。「見に来てね。」と言われて、親バカよろしく、いそいそと家族についていってしまいました。 娘3人が卒園した幼稚園なので、何度も足を運んだ場所で... -
牧師の窓
忘れられない
忘れられることは、さびしいものです。高校時代のことです。私は、授業で名前を呼び間違われたことがありました。「サクマ!」と呼ばれたのです。 今から振り返ると確かにサクマ君は、私とよく似た顔立ちのクラスメイトでした。でも私は何となく傷つきま...