O姉の召天

 開拓初期からのメンバーでしたN姉が主の御許に召されました。満87歳でした。心残りは、晩年に彼女が特別養護老人ホームに入所された後は、忙しさにかまけて、また近年コロナ禍もあって、面会に伺えなかったことです。ただ、K姉が、定期的に最後まで週報をもって見舞って下さいました。そのことを深く感謝しています。

 N姉は、とても上品で穏やかな方でした。嫁ぎ先のご両親がクリスチャンだったことから信仰を求め始められました。私の記憶に間違いがなければ、天国に憧れて教会の門を叩かれました。「天国」「神の国」は、死をも越えて神と共にある世界ですが、彼女はこの地上にあるときにも神と共にあることを慕い求め、神との交わりの中に大きな慰め、平安、満たしを見出しておられました。神の国に生きることを追い求め、今や神の国で主イエスと見えて報いと慰めを受けておられるのだと思います。

 N姉は、また祈りの人でした。週報をご覧になり、最後まで私たちの教会のために、また愛するご家族のためにお祈りされていました。教会が発行している「祈りのしおり」には、いつもご家族、ご親族のお名前を必ず上げておられたので、私もN姉のご家族、ご親族のためにお祈りをしていました。

良き思い出とお交わりが与えられたことを主に感謝します。

「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」ヨハネ14:6

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次