クリスチャン?

「クリスチャンなのにどうして?」と思ったことはないでしょうか。今、世界中がロシアのウクライナ侵攻に心を痛めています。しかし、ロシアの大統領は、キリスト教会の一派である正教会の信徒です。2003年にフセイン打倒を掲げてイラク戦争を起こした当時のアメリカの大統領もクリスチャンで、しかも私たちの同じプロテスタントの信徒です。  

「なぜ?」とは思わないでしょうか。

 信仰は、形骸化して単なる飾り物になることがあります。また、一見すると信仰的に見え、信仰的な言葉を用いても、実体は自分の思い、都合、利益、欲を押し進めるために神を道具として持ち出しているに過ぎないことがあります。こうした欺瞞、偽りは他人事ではありません。事の大小はあってもすべてのクリスチャンに起こり得ることです。

 十戒の一つに次の言葉があります。「あなたは、あなたの神の名をみだりに口にしてはならない。主は、主の名をみだりに口にする者を罰せずにはおかない。」出エジプト20:7

 主イエスを拒絶し、斥け、十字架に追いやり、殺したのは、聖書に通じたパリサイ人や律法学者でした。信仰者は、しばしば自分の自我を押し進めようとして、キリストを斥け、殺します。それが神からのものか、人間の罪深い我からのものかは、その人が語っている言葉ではなくて、行為の結実で分かります。

 どんなときにも、神の御前に心砕かれ、へりくだり、「あなたのみこころに適わせてください。」と祈る信仰者であらせていただきたいものです。

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