ペンテコステの日に

 神が人に与えて下さる最も良き賜物は何でしょうか。健康、財、仕事、才能、時間、家族、平安、喜び、感謝・・・・。様々なものを思い浮かべるかもしれませんが、私は「聖霊」であると信じます。

 主イエスは、こう言われました。「ですから、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えて下さいます。」(ルカ11:13)主イエスは、明らかに「聖霊」は、最良の賜物であることを示唆されています。

 旧約の聖徒ダビデは、そのことをよく実感していました。それ故に、彼はバテ・シェバとの間で大きな罪を犯し、そのことを預言者ナタンの口を通して主に糾弾され、心砕かれ、悔い改めたとき、こう祈ったのです。「私を あなたの御前から投げ捨てず あなたの聖なる御霊を 私から取り去らないでください。」(詩篇51:11)御霊とは聖霊のことです。ダビデは、ダビデをダビデたらしめ、生かし、支えているのが、「聖霊」であることを知っていました。

 今日、主イエスの十字架の死と復活によって罪の贖いが成し遂げられた故に、主イエスを信じるすべての人に聖霊が注がれます。使徒パウロは、「あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる、神から受けた聖霊の宮であり」(Ⅰコリント6:19)とさえ言っています。

 聖霊が内にいますことを深く自覚して生きるキリスト者でありましょう。

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